11月17日から19日まで会派視察に島根県雲南市と江津市を視察していました。
雲南市は、身体教育医学研究所うんなんを視察しました。雲南市の身体教育医学研究所うんなんは、東御市の身体教育医学研究所と連携を図っております。東御市の身体教育医学研究所は、公益財団法人で運営していますが、雲南市では、健康福祉部の中に位置づけられていました。生涯健康で、生き生きと暮らす小児期からの健康づくりを目標に子ども・壮年期・高齢期の段階に応じて、地域と共に心と体を育む取り組みを通し、事業効果の検証や見直し・改善等を行うなど勢力的に実践されていました。
江津市は、平成21年から行っている『赤ちゃん登校日』の取り組みについて視察しました。以前日本教育新聞にも取り上げられたことがありました。運営は、当初は子育てサポートセンターが行っていましたが財政状況が厳しくなる中で、平成24年度から子育てサポートセンターをNPO法人ちゃいるどりーむとして委託されし運営が始まりました。この取り組みは学校に訪問していただけるお父さん・お母さん・赤ちゃんが単に小学生の授業に協力するということだけはなく、小学生はもちろん赤ちゃんのお父さんお母さん自身も振り返りができ、児童にとっても普段できない経験を通して真剣に親子さんと向き合いができ、自己肯定感を高められたり、不登校や引きこもり、いじめや非行の件数も減ってきているという報告がありました。