4月14日火曜日、午後1時半から第37回くらしの会総会が開催されました。私たち消費者を取り巻く問題は複雑かつ多様化しています。商品の品質・食の安全、安心・環境問題・特殊詐欺事件と広範囲に及んでいます。毎日の生活に不安を抱えながら生活している人も多い中で、昭和54年に発足以来、賢い消費者となるためにその時々の情勢を機敏にキャッチし研修・視察・学習を通じて、あるいは他団体との情報交流を通じて豊かな人間関係を築き、ボランタリーな実践者集団として今日まで受け継がれています。また年間通して再生紙の普及活動や店頭レジ袋削減調査・消費者被害を未然に防ぐための啓発活動を積極的に行ってきました。
平成23年には市内スーパー等事業所・くらしの会・行政の3者による東御市レジ袋削減協定書締結式が行われ、事業所独自のマイバック持参運動の取り組みも始まっています。そもそも、会発足の発端は、当時千曲川の水が汚染されていて汚い。という情報から市に要望をし、水質検査を実施。原因の1つとして家庭で使う合成洗剤であることがわかりました。ただちに環境にも、体にも優しい安全で安心な純石鹸である粉石けんの普及に力を入れたことが、今後の活動に大きな影響を与えることになりました。平成7年から今日まで、保健係で行っています『ママパパ学級』にてこれからママパパになるご夫婦に年4回にわたり粉石けん・固形石鹸・アクリンのセットをプレゼントし、石鹸のすすめをしています。
会員は40名弱。平均年齢も高くなりましたが、これからも、持続可能な循環型社会を継承するために賢く・楽しく・元気な消費者の会として活動を主体的に続けていきます。